どうしてフラが上手くならないの?
フラを始めたけれど、なかなか上手くならないと悩んでいませんか?
実はそれ、間違った練習をしているかもしれません。
本人は一生懸命なつもりでもどこかズレていたりします。ここでは一般の生徒さん向けにその練習の仕方を書いていきます。これはフラに限らず、他にも共通することなので参考にしてください。
特別すごい練習をするわけではない
もちろん練習自体はするのですが、ただやみくもにすればいいというわけではありません。筋トレもある程度は必要ですが、それが全てではありません。

どうしたらフラが上達するのか
ここからは具体的なアドバイスを記載していきます。あくまでも上手になりたい方向けの私の方法ですので、全員に当てはまるとは限りませんが参考になればと思います。
曲をちゃんと聴いていますか?
そもそも振り付けを覚える前段階として、曲をきちんと聴く、覚えるという必要があります。

ハワイ語ですから全てを暗記するのは難しいとしても、曲のフレーズ、流れ、そういったものをまず一通り頭に入れておきます。
曲を覚えないとハンドモーションと歌詞がリンクしないのでただの丸暗記の振りになってしまいます。
できれば曲の意味も理解しましょう。日本の曲のように細かい歌詞はありません。言葉自体が少ない言語なので歌詞も短いです。よく意訳で意味が書かれていますね。
何も考えずに踊るのとは少し違ってくると思います。読み方はほとんどローマ字読みでいけるので覚えやすいのではないかと思います。
ただし、本当のハワイ語の発音というものがあるので、本来はただローマ字読みすればいいというものではありませんが、練習段階ではまずは気にしなくても良いでしょう。
先生によっては曲の意味は教えず、歌詞カードを配って終わり、という先生がいますが、それだと意味もわからず振りだけを練習するのでお遊戯のようなフラになってしまいます。
教えられなかったとしても自分で意味を考えましょう。今は検索すれば出てきます。
先生の動きをよーく見ていますか?

自撮りとイメージトレーニング

自己流を付け足さない
先生が一生懸命教えても、自分流にアレンジしてしまう方がいます。元々体操や他のダンスをやっていた方に見受けられますが、フラは「フラ」という世界です。
エクササイズではありません。また、先生を良く見ずに自分で「こうかな?」と勝手に解釈してしまうこともあるでしょう。
そして、基本的にフラは群舞です。自己流で覚えてしまうと、みんなで踊ったときに「一人だけ浮いている」ということになります。イベントなどでたまに浮いている人見かけますよね?
手の位置はここ、角度は何度、と言われたら素直にその通り練習しましょう。注意されてもめげてはいけません。あなたを嫌いで言っているのではないのです。
ただ、どのレベルを本人が目指しているかにもよります。先生自体がどこを目指しているかにも。初心者向けの健康教室で上級者になることはまず不可能です。
まずは、初心者向けの教室でベーシックをマスターしたら次は中級者向け→上級者向けという風にレベルアップしていけると良いと思います。うまくなりたいんだということを先生に相談するのもありです。
上手くなるには自分より少し上手い人と一緒にいる。これは何に対しても同じです。あまりかけ離れた人だと劣等感が生まれますので、「少し」上の人といること。それがレベルアップする秘訣だと私は思います。
そしてもう一つ、「楽しむこと」
上手くなろうと思うのは良い事ですが、思うあまり楽しくなくなっては元も子もないですよね。
笑顔で胸を開いて踊るとエネルギーが湧いてきますよ♪楽しいと思う気持ちが、観る人をも引き付けるのです。
さいごに
フラが上手になるステップは歌詞を理解する→曲を覚える→振り付けはそのあとです。曲の意味がわからないのに何を伝えるのでしょう?クムフラのレッスンは曲の意味から入るはずです。
次に、たくさんの大きなフライベントを見る事。これはイメージトレーニングにもつながるのですが、他の多くのフラを見ることでセンスが磨かれます。自分の教室の人だけを見ていても、狭い世界のことしかわかりません。
そして、できればハワイに行くこと。フラの背景を理解し、現地の空気感を体感してくる。それが表現力を変えます。あちらこちらでとてもチャーミングな笑顔でフラショーが開催されていますよ♪
あくまで私の見解ですが以上を参考にして、ぜひ素敵なフラダンサーになってくださいね♡