フラが上手くなる人とならない人の決定的な違い

フラダンス関連

どうしてフラが上手くならないの?

フラを始めたけれど、なかなか上手くならないと悩んでいませんか?

実はそれ、間違った練習をしているかもしれません。

本人は一生懸命なつもりでもどこかズレていたりします。ここでは一般の生徒さん向けにその練習の仕方を書いていきます。これはフラに限らず、他にも共通することなので参考にしてください。

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フラが上手くならない理由

フラの練習方法ですが、ただやみくもにすればいいというわけではありません。筋トレもある程度は必要ですが、それが全てではありません。

私は10年で講師になりました。最初からなろうと思っていたわけではないので10年ですが、もっと早く決意していればもう少し早かったかなと思います。
「フラはセンスだ」とよく言われます。確かに半年で上達する人もいれば20年やっていても上手でない人もいます。その違いは何なのでしょうか?
一説には骨格の違いもある程度影響するという説もありますが、今日はその骨格のお話しは置いといて、私が考える上手くなる人とならない人の違いについて記載していきます。

どうしたらフラが上達するのか

ここからは具体的なアドバイスを記載していきます。あくまでも上手になりたい方向けの私の方法ですので、全員に当てはまるとは限りませんが参考になればと思います。

基本的に『レッスンの時だけ』の練習では上達がかなり遅いです。週一のレッスンであればまだ良いのですが、クラスによっては月に二回のところもあるでしょう。

その場合は、家で練習しないと忘れてしまいますね。仲間と自主練もいいですね!

曲をちゃんと聴いていますか?

そもそも振り付けを覚える前段階として、曲をきちんと聴く、覚えるという必要があります。

ハワイ語ですから全てを暗記するのは難しいとしても、曲のフレーズ、流れ、そういったものをまず一通り頭に入れておきます。

曲を覚えないとハンドモーションと歌詞がリンクしないのでただの丸暗記の振りになってしまいます。

できれば曲の意味も理解しましょう日本の曲のように細かい歌詞はありません。言葉自体が少ない言語なので歌詞も短いです。よく意訳で意味が書かれていますね。

フラが上手い先生は歌も上手いことが多いです。それは曲を理解しようとすれば歌わざるを得ないからです。

そこで、「どういう場面なのか」「この言葉は何を意味するのか」想像を膨らませてみて下さい。

何も考えずに踊るのとは少し違ってくると思います。読み方はほとんどローマ字読みでいけるので覚えやすいのではないかと思います。

ただし、本当のハワイ語の発音というものがあるので、本来はただローマ字読みすればいいというものではありませんが、練習段階ではまずは気にしなくても良いでしょう。

先生によっては曲の意味は教えず、歌詞カードを配って終わり、という先生がいますが、それだと意味もわからず振りだけを練習するのでお遊戯のようなフラになってしまいます。

教えられなかったとしても自分で意味を考えましょう。今は検索すれば出てきます。

先生の動きをよーく見ていますか?

私は先生だけを凝視していました。他の生徒さんは見ませんよく気が散って他の生徒さんを気にする方がいますが、他の生徒さんを見ても上達はしません。先生の完コピを目指す気持ちで一挙手一投足ずっと見ます。
もちろん先生の完コピは現実的にはたぶんできないです。それでも一つ一つの動きを穴のあくほど凝視します。

自撮りとイメージトレーニング

私は先生の動画を何度も何度も見て、自分の自撮りもして、違っているところは直していきました。
自宅に大きい鏡がない時はひとりでレンタルスタジオを借りて練習したり自撮りしたりしていました。少し恥ずかしいかもしれませんが結構いるようで、特に驚かれもしません。
自撮りをすると、自分の動きが全然なっていないことに初めは愕然とするかもしれません。普段自分はできていると思っているものです。
そこで「どこがおかしいのか」直すべきところ、自分の癖などをしっかり把握します。そうしたら、細かく曲を細分化しておかしいところを一つ一つ直していきます。
直したらまた自撮り→確認→直す→自撮り、これの繰り返しで大分良くなるはずです。
見本動画と自分とを一体化させます。「自分のなりたい姿」を具体的にしっかりイメージしてみましょう。
イメージトレーニングもひとつの方法です。プロのスポーツ選手もやっていますね。

自己流を付け足さない

先生が一生懸命教えても、自分流にアレンジしてしまう方がいます。元々体操や他のダンスをやっていた方に見受けられますが、フラは「フラ」という世界です

エクササイズではありません。また、先生を良く見ずに自分で「こうかな?」と勝手に解釈してしまうこともあるでしょう。

そして、基本的にフラは群舞です。自己流で覚えてしまうと、みんなで踊ったときに「一人だけ浮いている」ということになります。イベントなどでたまに浮いている人見かけますよね?

手の位置はここ、角度は何度、と言われたら素直にその通り練習しましょう。注意されてもめげてはいけません。あなたを嫌いで言っているのではないのです。

以上をまとめると、結局は素直に先生の言うことを聞くのが一番の早道でしょう。なんだーと思うかもしれませんが、意外とできないものです。

ただ、どのレベルを本人が目指しているかにもよります。先生自体がどこを目指しているかにも。初心者向けの健康教室で上級者になることはまず不可能です。

まずは、初心者向けの教室でベーシックをマスターしたら次は中級者向け→上級者向けという風にレベルアップしていけると良いと思います。うまくなりたいんだということを先生に相談するのもありです。

上手くなるには自分より少し上手い人と一緒にいる。これは何に対しても同じです。あまりかけ離れた人だと劣等感が生まれますので、「少し」上の人といること。それがレベルアップする秘訣だと私は思います。

そしてもう一つ、「楽しむこと」

フラのレッスン中はフラに集中する。仕事やプライベートのイライラを持ち込まない。楽しんでレッスンをすると意外とスッキリするものです。

上手くなろうと思うのは良い事ですが、思うあまり楽しくなくなっては元も子もないですよね。

笑顔で胸を開いて踊るとエネルギーが湧いてきますよ♪楽しいと思う気持ちが、観る人をも引き付けるのです。

お気に入りの柄でパウスカートを選ぶと気持ちも乗りますね!こちらの記事ではパウスカートの選び方を記載しています。➤➤フラダンス初心者必見!失敗しないパウスカート選び

練習中も笑顔をキープ

これは最初はなかなか難しいかもしれません。ついていくのに精一杯で、「真剣な顔」「息してる…?」という生徒さんがほとんど。

それだと、イベントの際に急に笑顔になろうとしてもできないのです。まして緊張しているなら尚更。

ですから、ある程度振りが入ったらでもいいので、練習中から笑顔でいることがいざという時活きてきます。

笑顔のまま一曲って慣れないと意外と難しいんです。ぜひやってみて下さい。

恥ずかしくないですから!笑

教室のかけもちは上達するのか

結論から言うと、同じ先生の別クラス(基礎クラスと上級者クラスのように)を習うのはアリですが、違う先生の教室を掛け持ちするのは基本的にNG行為です。

時々他の教室に在籍中に「もっと練習したいから」と私の所にくる方がいらっしゃいますが、全てお断りしています。

本人は純粋に練習したいだけで悪気はないにでしょうが、先生によって(その先生の師匠によって)ステップなどが変わるのです。だから先生のクム(師匠)が時々変わることがありますが、そうするとステップなどが変わります。

そうすると、逆に混乱してしまうのです。それに、よく考えてみて下さい、自分の生徒が他の教室で習っていたらどうでしょう?

最近はYouTubeやInstagramなどでもレッスンを公開している先生がたくさんいるため、それを見て「○○という人はこう言っていました。」という方も時々いますが、大変失礼なのでやめましょう。

ならば○○さんに習えばいいのでは、と思いますよね。もし、自分の通っている教室が初心者ばかりで上達できなさそうだなと思ったら、その教室を辞めてから他の教室に入りましょう。それが礼儀でもあるのです。

フラが上達する=人としても成長することだと思います。くれぐれも自分勝手な行動はしないでくださいね。

そして、まずはその先生からしっかりと学ぶのです。良い先生なら「あなたはもっと上に行けるから」と方法を考えてくださいますよ♡

さいごに

フラが上手になるステップは歌詞を理解する→曲を覚える→振り付けはそのあとです。曲の意味がわからないのに何を伝えるのでしょう?

ハワイのクムフラのレッスンは曲の意味から入るはずです。

次に、たくさんの大きなフライベントを見る事これはイメージトレーニングにもつながるのですが、他の多くのフラを見ることでセンスが磨かれます。自分の教室の人だけを見ていても、狭い世界のことしかわかりません。

そして、できればハワイに行くこと。フラの背景を理解し、現地の空気感を体感してくる。それが表現力を変えます。あちらこちらでとてもチャーミングな笑顔でフラショーが開催されていますよ♪

こちらの記事で短期間で行きやすいパワースポットを紹介しています➤➤フラダンスを始めたら最初に行くべきハワイのパワースポット

あくまで私の見解ですが以上を参考にして、ぜひ素敵なフラダンサーになってくださいね♡

 

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